中小企業のための経営者勉強会「ビジネスサークル」

なぜ経営者に勉強は必要か?
経営者に必要な能力は、「直観力」です。
今、昔と比べて、データー量が膨大に増え(2005年から2014年10年間で約9.3倍)
メールの数のチェックや取り入れる情報の整理で忙殺してしまいます。
では、取り入れる情報量を絞れば良いか?というと
それをすると、偏った情報になるか
古い情報のまま、経営判断をしなくてはならなくなります。
それは走り高跳びが、現在の主流は、背面跳びですが
少し前は、ベリーロールという飛び方で
男子の最高記録は、ソ連(現在のロシア)のワレリー・ブルメル選手で2m28cm
今では、ベリーロールで飛ぶ人はいなく、背面跳びが主流になりました。
最高記録は、1993年に樹立した、2m45cmだそうです。
情報を取らないと
勝てないのに、昔のままの方法で、技術を高めようとしてしまいます。
そうならないためにも経営者は、情報を取らないといけません。
情報の入力は、絞るのではなく、たくさん取り入れ
その中から、瞬時に引っ張り出す、直観力を鍛え
部下には、絞って情報を伝えるのが良いのです。
しかし、情報が多くなった現代
その中から有益な情報を選ばないといけないのは、大変な作業です。
それをやってのけるのが「直観力」であり
「直観力」は、本能ではなく、
過去の体験や、知識の集大成から来るそうなのです。
だから、処理能力を上げるために
経営者は、陳腐化しないために
勉強し続け、学力をあげないと、いけないのです。
そして、「学力」とは学び続ける力なのです。
「えっ?」「おーーー」というような
「刺激の強い」いつもとは違う情報をとり続ける勉強をして欲しいと思います。
【ビジネスサークル】とは?
◆ さまざまな業種、全国各地からメンバーが集うビジネス交流・発展の場
(株)ビジネスミートでは、会員制の経営勉強会【ビジネスサークル】を毎月1回(年12回)主催しています。ビジネスサークルの特徴は、野田からの情報を知る・学ぶだけでなく、全国各地から集う会員同士が交流し、情報交換・ビジネス発展に向けた「共有・共生の場」です。継続ビジネスを目指す会員同士のビジネスマッチングの場としても活用頂いています。
「ビジネスサークルはなぜ続いているのか?」
おかげさまで、会員制勉強会ビジネスサークルは2016年3月現在で14年間で、155回。
新装開店してから、9年、103回続いています。嬉しい限りです。
「なぜ続いているの?と、会員さんや、勉強会を開催したい方に聞かれるので
そのコツをまとめてみました。コツは、6つ。
(1) 続けたから続いている
まず第一に、続けようと思わない限り続きません。経営でも、勉強会でも同じでトップが自ら、続けようと思わないと続かないのです。この気構えが実は最も大切なような気がします。
(2) 自分の性格に合わせる → 飽きないように
続けるためには、気張りすぎたり、続かないようなことをやっても、続かないので、自分の性格に合わせるというのは、ポイントになります。自分の場合は、飽きっぽい性格なので、飽きないように、場所を変えたり、テーマを変えたり、海外で開催したり飽きないようにしてきました。続かないところの特徴は、実は、提供側、つまりお店や、経営側がマンネリして飽きてきているというのが、お客様にも伝わることのような気がします。
(3) 声をかけ続けた
どうしても、会員さんや、商売の場合お客様は何らかの都合で、止めたり、離れたりは物理的に必ずあります。なので、新しいお客様、新規のお客様を、新たに獲得しないと長くは続きません。だから、声掛け、つまり、広告宣伝は形はいろいろありますがやり続けないといけないのです。そして、これをやることにより、告知することを考えるために時代に合った必要なものを再考するキッカケになると思うのです。
(4) 続かないと思う
夫婦でも、経営でも長く続いている人は「続かない」と、思っていることです。続かないと思うから続くように“工夫”をすると思うのです。これは、続くよなーと、思っていると、工夫をしなくなってしまうように思います。
(5) 変えていく
老舗企業の調査でも生き残る企業は、「変化」をしてきた企業です。とにかく、変えていくことは大事でビジネスサークルも会場を変えたりテーマは、毎回違うテーマを103回やり続けてきました。テーマを同じにすると、勉強もしなくなり過去の知識の切り売りになってしまうことも避けたかったのです。
(6) 収益を出すこと
企業であれば、最も大切なことです。収益が出るようにしないとやっぱり、長く続くための予算を得ることができません。どのように収益を出すか?
そのためには、
・価格付け(いくらに価格を設定するか?)
・キャッシュポイント(どこが1番の利益源になるか?)
・経費構造(どこにお金を掛けるか、本当に必要な経費は?)
これを考えないといけないのです。
正直、良く続いたなと思います。
この6つのポイントは、当初考えていたことではなく振り返ると、
そうだったよなと出てきた「長く続くコツ」なのです。
長く参加している会員さんのおかげです。
長く続くコツとして参考になれば嬉しいです。
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